第四話 とりあえずフォント情報をメモ

今後の日本語化のための準備

第2話でPsiLocのローカライズソフトでシステムフォントの切り替えができていないと書きましたが、間違いでした。GreekやHebrewではシステムフォントの切り替えができています。以下はGreekについての情報です。
"C:\System\Fonts"以下には、PSILocG.gdr、eFontHelper.dll、PSILocT.fpsの3ファイルが含まれています。このうちシステムフォント切り替えで内容が変化するのはPSILocG.gdrのみです。アドレス0x04(5バイト目)がシステムフォント切り替え前は0x38、切り替え後は0x39となります。 切り替え後にDocuments(いわゆるWord)を立ち上げてフォントをチェックすると、Syste2、SystemLigh2、Terminal、NewCourier、NewTimes、SwissA、System(なぜかこれが最後になっている)、となっています。切り替え前はSystem、SystemLight、Terminal、NewCourier、NewTimes、SwissAとなっています。

Zドライブの中身を見る方法

9500に付属しているCDに入っているZip Managerを使うと見ることができます。Zip Managerを立ち上げて"Tools"メニューから"Preferences"を開いて"Show Rom drive"をYesとすると、Archive filesにファイルを追加するファイルダイアログでZドライブのファイルを見ることができます。実際にArchiveへの追加は制限があって、できるファイルとできないファイルがあります。

そうやって確認したZドライブのフォントファイル(dllファイルも含む)は以下の通り。

SDKと異なっているのは、SDKでは含まれているEON14.gdrとbold09.gdr がないことくらいですかね。


NOKIA9500のお品書きに戻る

作者宛メール